「金碧珠を穿つ」きんぺきしゅをうがつ
本展は、月の神・月読を題材に、彼女の治める地である夜の食国(よるのおすくに)を描いた作品展です。
日本の神話において月読は広く知られた神でありながら、その姿かたちや物語はほとんど語られていません。私はこの謎めいた神に想像を重ね、命の巡りを見守る流転の象徴として月読とその世界の景色を描きました。
「金碧珠」とは、昇る朝日が海を照らしたときに現れる、珠のように輝く青い海の景色を表す言葉です。太陽の光によって姿を変える月のように、世界の多様なあり方を知り、己を知りたいという願いを私は月読に寄せています。
本展の作品群と物語には、私自身の倫理観と死生観、そしてささやかな信仰が込められています。月の光に照らされたひとつの夢のようなお話としてご覧いただければ幸いです。
黒木美都子
会期| 7月30日(木)〜8月5日(水)
会場|Artglorieux GALLERY OF TOKYO / GINZA SIX 5階
開廊時間|10:30~20:30*最終日は18:00閉場 @artglorieux
▼作品はオンラインからもご高覧いただけます。
黒木美都子オンラインサイト
月読 (145.5×91cm)
望みのままに(F15号)
地平線の猫(WF3)

