木曽檜/H910xW470xD380(mm)(総高1500mm ※台含む)
檜/H1100xW580xD450(mm)(総高1730mm ※台含む)
埼玉県八潮市 宝光寺蔵 / H60cm / 檜(ヒノキ)
樟/H250xW180xD150(mm)
個人蔵 / H43cm / 楠(クス)
『この日、大悲胎蔵大曼荼羅に臨んで、法に依って花を抛つ(なげうつ)に、偶然にして中台毘盧遮那如来の身上に着く。阿闍梨(恵果 - けいか)讃していわく、不可思議不可思議なりと、再三讃歌したもう。』
遣唐使船によって唐に渡った空海は、恵果阿闍梨(けいかあじゃり -密教の正統後継者である僧侶-) と出会い、密教の奥義を受け継ぐ為に灌頂を受け、投華得仏という儀式に進みました。
敷かれた曼荼羅に目隠しをして花を投じると、その花が密教最高の仏である大日如来に落ちました。この作品は空海と大日如来の縁が結ばれた奇跡的な瞬間を表現しました。
H380mm x W170mm x D180mm / 楠(クス)
個人蔵 / H32cm / 楠(クス)
平家の大軍との戦いを前に勝利を得るために、その勇む気持ちと沈思黙考中の木曽義仲。義仲は平家軍を倶利伽羅峠に誘い込み、平家の大軍を破った。この戦いで源平の勢力は逆転、義仲は入洛を果たし、平氏一門都落ちすることになる。
長谷川町子美術館蔵 / H49cm / 楠(クス)
平安時代末期の武将。源為義の八男。
弓の名手で、九州で暴れ、鎮西八郎 を称す。保元の乱では父為義とともに崇徳上皇方に属して奮戦するが敗れ、為朝は、その武勇を惜しまれて助命され、伊豆大島へ流される。『吾妻鏡』にも戦場 で射られた大庭景義が為朝のことを「無双の弓矢の達者」だと言うくだりがあり、当時から世に聞こえた剛の武者であったことは確かである。また、その剛勇ぶ りにあやかって、各地に様々な伝説を遺す。作品は、保元の乱において、白河北殿に攻め寄せる平家勢に矢を射かけようとしている場面を表現。
個人蔵 / H47cm / 楠(クス)
摂津源氏の源頼光に仕え、頼光四天王の筆頭として剛勇で知られた。渡辺綱が夜中に戻橋のたもとを通 りかかると、美しい女性がおり、夜も更けて恐ろしいので家まで送ってほしいと頼まれた。綱はこんな夜中に女が一人でいるとは怪しいと思いながらも、それを 引き受け馬に乗せた。すると女はたちまち鬼に姿を変え、綱の髪をつかんで愛宕山の方向へ飛んで行った。綱は鬼の腕を源氏の名刀「髭切りの太刀」で切り落と して逃げることができた。
「平家物語」 ~剣巻より~
個人蔵 / H140cm / 楠(クス) / 未完成
【主な活動・展覧会】
寺院へ納める仏像を謹刻
2008~ タカシマヤ(日本橋、横浜、大阪、京都、JR名古屋)、三越 (日本橋本店)にて展覧会
2016 「白隠展」(東北歴史博物館)
2017~ 「驚異の超絶技巧!展」三井記念美術館(東京)、岐阜県現代陶芸美術館(岐阜)、山口県立美術館(山口)、富山県水墨美術館(富山)、あべのハルカス美術館(大阪) 巡回
2012 「個展」(高島屋 / 大阪)
2019 「個展」(高島屋 X画廊 / 日本橋)
「台風19号チャリティ展」(高島屋 / 新宿店)
2020 葛城一言主神社(奈良)「雄略天皇像」制作
CHRISTIE’S(日本・韓国美術)出品
2011~ <縁>仏像奉納プロジェクト
―仏師・三浦耀山氏とともに東北の被災地へ祈りと鎮魂の仏像を奉納する活動