▪️会期:11月24日(水)〜30日(火)午前10時〜午後8時 ※最終日は午後5時閉場
▪️会場:大丸東京店 10階美術画廊
木漏れ日や水面の揺らぎなど光と影を表現した世界、
粗めの粒子で創る密度の高い黒の背景に描かれる動物達や人物の世界、
平面の画面に立体の蝶(和紙に着彩)を組み合わせた、ミクストメディア世界、
映像と音とをミクストメディア作品に投影するインスタレーション作品など。
これら全ては日本画家、坂本藍子の世界である。
抒情的で幻想的で、そして物語性の高い普遍的な世界観を追求した彼女の作品は、目には見えない風や音や気配や波動など、現れては消えていく儚い自然現象を表現している。
静謐で普遍的な世界観を追及した作品20余点を展覧いたします。
ぜひ、この機会にご高覧いただきたくご案内申し上げます。
『光のある情景をテーマに、影やそこに現れる生き物たちをモチーフとした心象風景を描いています。木漏れ日や水の波紋など、ほんの少しの周りの状況の変化で消えてしまう儚い風景の
ゆらめきの中に、目には見えないもの、例えば風や音、気配、波動…そういうものを心の中の
情景と重ね合わせ表現できればと願っています。』 ―坂本藍子
—————————————————————————————————————————-
【略歴】
2001年 多摩美術大学美術学部日本画科 卒業
2003年 多摩美術大学大学院日本画修士課程 修了
【主な受賞歴】
2001年 雪梁舎フィレンツェ賞展 入選
2002年 松伯美術館花鳥画展 入選 (2004年)
2004年 福知山市佐藤太清賞公募美術展 入選 (福知山市美術館)
2008年 臥龍桜日本画大賞展 優秀賞(高山市民文化会館、平塚市美術館、岐阜県立美術館 巡回)
2012年 菅楯彦大賞展 入選
2015年 アートアワードネクスト展 青年会賞
2020年 郷さくら美術館 桜花賞展 個展、グループ展 多数
「翼」80号
「Birth」P20号
「白い馬」M12号