粂原愛 多摩美術大学大学院日本画研究領域修了。
混色が難しい岩絵の具の素材に着目し、画面に薄い和紙を重ね更に色を重ねることを繰り返す独自の手法が特徴である。
これにより画面には霞がかかったように見える淡い部分が生まれ、色彩に奥行がもたらされる。この一連の「重ねる」作業は、色彩と和紙を一体化させながら奥行を育み、作品の余白に詩情をもたらす。
近年は滞在した場所で手に入れた廃材・素材を媒体に、自然を観察した際に訪れた現象を描き込むことで、自然環境と共存する上での”気づき”を示唆する。
本展ではデンマーク滞在中の作品も展覧いたします。北欧という自然環境の中で育まれた作者の新境地をぜひご高覧いただきたくご案内申し上げます。
▪️会期：2021年9月23日(木・祝)〜29日(水)
▪️会場：Artglorieux gallery of TOKYO GINZA SIX 5階
「Hideaways 15」M10号
「緑雨の隣人」177×90cm
ー多摩美日本画卒業作家によるグループ展ー
多摩美術大学の案内に「時流に流されることなく、強い意志で独自の世界を切り拓く、創造力に富む人材の育成を目指しています。」という一文があります。
この言葉に裏付けられるように多摩美出身作家の作品は、古来からの伝統を踏襲しながらも多様性に富み、想像力と個性に溢れています。
今展では２０代〜４０代の個性的且つ、多方面で活躍している６名の作家を集め発表いたします。
各作家が小品から大作まで数点づつ展覧いたします。
個性溢れる若き実力派６名によるグループ展をお楽しみいただけましたら幸いです。
＜出品予定作家＞
清見佳奈子・粂原愛・黒木美都子・坂本藍子・清水航・棚町宜弘 （五十音順）
■会期 : ２０２０年６月２４日(水)〜３０日(火) 午前１０時〜午後８時 ※最終日は午後５時閉場 ←営業時間につきましては変更になる場合がございます。
■会場 : 大丸東京店１０階 美術画廊 (アクセス）
☆〜月夜の囁き〜☆
本の装丁やタロットカードの挿絵などで幅広くご活躍中の宝永たかこ先生の個展を開催いたします。
ぜひこの機会に詩情豊かな「大人のメルヘン」の世界をお楽しみください。
☆会場：あべのハルカス・タワー館11Fアートギャラリー
☆会期：2020年6月3日(水)→9日(火) ※営業時間につきましては百貨店のホームページをご確認ください。→ https://abenoharukas.d-kintetsu.co.jp
＜宝永たかこ＞
・1988年絵本「魔王」(岩崎書店）・1990年〜渡仏(91年帰国)・1992年〜東京・大阪・パリ他各地で個展・1992年大阪市教育委員会より絵本「スナルとミル」出版・1993年詩画集「心にふれて」(大阪市教育委員会)「ペーパームーン劇場」放映(関西TV）・1995年CD-ROM絵本「うっかり魔女ばあさん」アリス・エフ・1997年洞爺村国際彫刻ビエンナーレ1997展（作品買上）・1998年世界の名作第12巻「森は生きている」小学館)挿絵制作・2000年[だれかいい人いない？と言っているあなたへ」講談社 表紙挿画・2002年「愛する源氏物語“君亡き一年”」俵万智(文芸春秋1月号）挿画・2003年「魔法世界への旅」（東京書籍）表紙・扉挿画「ステラ薫子のシンプルタロット」（扶双社）タロットカード画・2004年_[アールエポック展（茨城県立天心記念館）‘05・2006年「愛と祈りで子供は育つ」（PHP研究所）表紙挿画・2007年_タロットカード78枚, 英語版がスイスのAGM社から発売。挿絵制作・韓国ドラマ「魔王」でタロットカードが使用される・2008年_TBS金曜ドラマ「魔王」に再びタロットカードが使用させる
月夜の会話.F6
1994年生まれ、現在白日会を中心に活動を続ける西脇恵さんのハルカス初個展を開催いたします。彼女の作品は、抽象的に表現された背景と具象表現による対象物とのコントラストが心地よく融合しています。豊かな色彩感覚と写実的なアプローチによる表現の融合が今後どのように進化していくのか楽しみな作家です。
人物、静物など１８点を展覧いたします。
ぜひ多くの皆様にご高覧たまわりますようご案内申しあげます。
【会期】2019.10.16(水)～22日(火・祝）
【会場】あべのハルカス近鉄本店タワー館11階 アートギャラリー (アクセス)
★西脇 恵：1994年京都生まれ 白日会会友
【受賞歴】
2017年 第45回京都嵯峨芸術大学制作展 大学賞受賞 (京都市美術館/京都)
2018年 第94回白日会展白日会関西展 近鉄百貨店賞受賞 (あべのハルカス/大阪)
2019年 第47回嵯峨美術大学制作展 大学院賞（嵯峨美術大学/京都)
画彩に花咲く_150号
茜に実る_SSM
現在、白日会と日展で活躍をする松本貴子さんの個展を開催いたします。おおらかな筆致と深みのある色彩で描かれる女性像や風景画をミニアチュールから８０号の大作までバラエティーに富んだ構成で展覧いたします。
ハルカス初個展です。ぜひ多くの皆様にご高覧たまわりますようご案内申しあげます。
【会期】2019.10.16(水）～22日(火・祝）
【会場】あべのハルカス近鉄本店タワー館11階 アートギャラリー (アクセス)
★松本貴子：白日会会員 日展会友 ●2016年 日展特選受賞
夢_M80号
野ばら_F0号
凛_P15
瑠璃色のきみ
瑠璃色の「瑠璃」は仏教の世界では七宝のひとつとして尊ばれてきました。英語ではラピスラズリ(lapis lazuli)と言い、宗教絵画では聖母マリアの纏った衣服の色に用いられていることから「マドンナ・ブルー」とも呼ばれています。
また、古来より自然界の神秘の色として優れた素質や才能を持つものの例えとして慣用句にも使用されています。
無限の可能性を秘めた作家たちが
「瑠璃色の翼をひろげ、瑠璃色の空へ大きく羽ばたく」そんな希望を込めて展覧会を企画いたしました。
次世代を担う女流画家たちの瑞々しい感性の共演をぜひご高覧たまわりますようご案内申しあげます。
【出品作家 】 （五十音順）13名
市川光鶴 小野彩華 黒木美都子 粉川江里子 志賀絵梨子 下重ななみ Sorano 中道佐江 平野実穂 松本貴子 宮﨑優 森天飛 門田奈々.
【会期】１０月２日(水)〜8日(火) 午前10時～午後8時 ※最終日は午後5時閉場
【会場】あべのハルカス近鉄本店タワー館11階・アートギャラリー / Tel.06-6624-1111 (大代表）
ー北海道の四季を描くー
故郷 北海道の四季折々の風景を描き続ける作家、塚原貴之先生の個展を開催いたします。
細密な描写で表現された爽やかな空気を実作品から感じていただけましたら幸いです。
ぜひ多くの皆様にご高覧たまわりますようご案内申しあげます。
◆塚原貴之：1967年北海道生まれ 東京藝大彫刻家中退 白日会会員
……..
会期：2019年7月24日(水)〜30日(火)
会場：あべのハルカス近鉄本店タワー館11階 アートギャラリー(アクセス)
先生ご来場日：7月25日(木)〜28日(日）
ポプラとじゃがいも畑の丘_塚原貴之
夕暮れ時の雪景色_塚原貴之
雪景・斜光の丘（美瑛）_塚原貴之
～幻想と耽美の世界～
”幻想と耽美”というテーマで11名の作家が思い思いのMuse(女神)を描く。妖艶で美しいMuseたちの競演をお楽しみください。
◆5/30(木)〜6/5(水) ☆5月31日(金）Ginza画廊の夜会に参加いたします。
◆GINZA SIX５階 Artglorieux (アクセス) 10:30-20:30 ※最終日は18:00閉場
◆出品作家 : 市川光鶴 伊豫田晃一 粉川江里子 黒木美都子 塩月悠 志賀絵梨子 下重ななみ 鈴木真治 中道佐江 平野実穂 吉田然奈
”Muse”とはギリシア神話の女神たち「詩神」とされており、地上の詩人たちはミューズの霊感を受け，その代弁者となって詩作すると信じられた。(ブリタニカ国際大百科事典）
漆黒の世界に浮かび上がる神秘的な人物像。
その姿は幻のように脳裏に浮かび、心に残ります・・・。
幻想的で妖艶な独自の世界を岩絵の具の特性を生かして表現する新世代の日本画家です。
関西では初めての個展となります。
ぜひ多くの皆様にご高覧たまわりますようご案内申しあげます。
◉会期 : 2018.10.31(水) → 11.6(火) 午前１０時～午後８時 ※最終日は午後５時 閉場
◉会場 : あべのハルカス近鉄本店タワー館11階アートギャラリー (アクセス）
◉作家来場日 : 11月2(金)・3(土)・4(日)
～昼と夜のあわい～
漆黒の世界に浮かび上がる神秘的な人物像・・・。
幻想的で妖艶な独自の世界を岩絵の具の特性を生かして表現する新世代の日本画家です。
関西では初めての個展となります。
ぜひ多くの皆様にご高覧たまわりますようご案内申しあげます。
◉会期 : 2018.10.31(水) → 11.6(火) 午前１０時～午後８時 ※最終日は午後５時 閉場
◉会場 : あべのハルカス近鉄本店タワー館11階アートギャラリー (アクセス）
◉作家来場日 : 11月3(土)・4(日)
～君はありしか～
粂原愛の描く梅の花は、故郷の庭の梅がモチーフになっています。
幼少の頃に見ていた梅が、歳月の流れの中で徐々に姿を変えていく・・・。
作家の眼差しを通して変化する梅の姿が、過去の記憶と現在の時間を繋ぎあわせるように色彩と和紙が重なり
1枚の画面の中で共存しています。
時空を超えて表現される詩情豊かな世界をぜひご高覧たまわりますようご案内申しあげます。
●会期 : 2018.10.31(水) → 11.6(火) 午前１０時～午後８時 ※最終日は午後５時 閉場
●会場 : あべのハルカス近鉄本店タワー館11階アートギャラリー (アクセス）
●作家来場日 : 11月2(金)・3(土)・4(日)
淡雪_M8
光のどけきM6号
衣を纏うF20号
油絵具を幾層も重ね削り出して作る下地は、複雑なマチエールと絵の具の厚み、そして市川作品の特徴とも言える虹色に輝く画面を作り出します。
また、彼女の作品コンセプトの根底には、ユングの「Night sailing journey」という心理学概念があり、鏡などのモチーフを通して「虚像」と「現実」、「生」と「死」を見つめる問いかけをしています。
東京では３年振りとなる個展を開催いたします。ぜひ、多くの皆様にご高覧いただきたくご案内申し上げます。
会期：2017年5月25日(木)～31日(水)
会場：渋谷・東急本店8階美術画廊 10時～19時 ※最終日は17時閉場
Key / F8
ひみつ / F6
7songs / F10
Last resort ーラストリゾートー
2014年に鮮烈なデビューを果たした内田すずめの二年ぶり二回目の個展を開催する。
新たな技法、新たな構図への挑戦により、その繊細な世界観は更に研ぎ澄まされている。「希望と絶望」「光と闇」の狭間の感情が内包された作品群の展覧会のテーマはLast resort (ラストリゾート) ・・・。
内田すずめの進化は始まったばかりだ。
会期 : 2016年11月6日(日) ～ 12日（土） 11:00am - 6:30pm *会期中無休
会場 : 美岳画廊 / すみれ画廊
うつりゆく季節の「一瞬」のきらめきと空気感を伝統的な日本画の技法で表現する清水航。
華やかな色彩表現は、時に革新的でさえあります。
彼の作品は日本の美しい四季を通して、観賞者の想像を促し、観賞者と様々な想いを共有します。清水航の創作する日本画の世界は伝統的な日本画を世界共通語にする可能性を秘めているのではないでしょうか。
会期 / 2016.10.26(水)-11.1(火)
会場 / 大丸東京店 10階美術画廊 10：00am～ ※最終日は5:00pm まで http://www.daimaru.co.jp/tokyo/
１９８８年東京生まれ。主体美術協会の最年少会員として活躍する小林宏至氏は、油彩表現で視覚的なリアリティーを追究する。
今回の個展ではクローズアップの画面構成に挑戦。
その圧倒的な存在感に作家としての底力を感じる。ぜひ、実作品を観て彼の作品の重厚感を味わっていただきたい。
2016年4月21日～27日 渋谷東急百貨店本店 美術画廊
ーシンガポール ART APART FAIR 帰国展ー
来る1月22日〜24日に行われた、シンガポール・アートアパートフェアに出展した作家たちの作品をご紹介いたします。
海外を舞台に発表を始めた作家たちのエネルギッシュで個性豊かな作品を、ぜひこの機会にご高覧いただけましたら幸いです。
会場：あべのハルカス近鉄本店タワー館11階 アートギャラリー (アクセス)
会期：2016年4月6日（水)～12日(火)
出品作家：内田すずめ、小林宏至、清水航、山本雄教、若佐慎一（50音順）
